【FAQ】お客様からいただくよくあるご質問

 

 

お客様からよくいただくご質問にお答えします。
記載が無い項目はお気軽にお問い合わせください。

 

 

〇コーティング対象素材について


・「材質は何でもコーティング可能ですか?」
⇒基本的にコーティングは焼付が必要ですので、素材の耐熱温度によります。
 焼付温度はフッ素コーティングは約400℃、セラアーマーは約200℃です。
 セラアーマーは低温焼付が可能で樹脂にも加工可能です、詳細はご相談ください。

 

 

・「対応できる最大サイズはどれくらいですか?」
⇒幅3m×高さ2m×奥行3.5mが大型バッチ炉の内寸です。
 台車などを使用するのでここから多少の割引が必要です。

 

 

・「重量は何kgまで対応可能ですか?」
⇒200kgまで対応可能です。
 形状によっては困難となる場合もあるので、ご相談ください。

 

 

・「部品の面取りは必要ですか?」
⇒シャープな角はコーティングが薄くなる可能性があります。
 特にブルーアーマーなどの厚膜コーティングは基本的に面取りをお願いします。

 

 

・「材質ごとの懸念する事はありますか?」
⇒ステンレスは焼付などの熱処理でテンパーカラー(焼き色)が生じる可能性があります。
 鋳物は巣穴の中はコーティングが付きにくい場合があります。

 

 

 

〇コーティング加工方法について


・「どのようにコーティング加工をするのですか?」
⇒付着した油分・水分を除去する目的で空焼きを行います。
 耐熱性が低い素材は溶剤にて拭き取りします。
 その後ショットブラストを行い、表面を粗面化します。
 コーティングはスプレーガンにて吹付塗装し、焼付を行います。

 

 

・「マスキング対応は可能ですか?」
⇒可能です。
 但し複雑な形状などによっては対応が難しい場合があります、ご相談ください。

 

 

・「パイプの内径部はコーティング可能ですか?」
⇒口径が狭いと奥まで塗装が届きません。
 コーティング種類にもよりますが、内径Φ20ミリ×長さ200ミリが目安です。

 

 

・「コーティング膜厚はどれくらいですか?」
⇒コーティング仕様によって異なります。
 多い種類は約20~30ミクロン(0.02~0.03ミリ)です。
 耐蝕性コーティングのブルーアーマーなどは1,000ミクロン(1ミリ)です。

 

 

・「全面をコーティングする事は可能ですか?」
⇒可能です。
 但し、吊って加工するので、吊り穴を設けていただく必要があります。

 

 

・「再コーティングはできますか?」
⇒金属全般は基本的に可能です(樹脂やゴムは不可)。
 コーティングを除去しますので材質によっては母材変形などの可能性があります。

 

 

 

〇コーティングの種類について


・「食品用途に対応できるコーティングはありますか?」
⇒食品衛生法に適合した仕様がございます、用途に応じた仕様をご提案致します。

 

 

・「耐蝕性仕様のコーティングはありますか?」
⇒薬品など腐蝕物質に対する耐蝕性に優れた仕様がございます。

 

 

・「フッ素を含まない仕様はありますか?」
⇒PFASフリーの仕様も取り扱いがあります、ご用途に対応できるかはご相談ください。

 

 

・「コーティングはどれくらい持ちますか?」
⇒ご使用条件はご依頼内容毎に異なりますので、一概にはお伝えは難しい事があります。
 類似の事例がございましたら、一例としてご紹介させていただく事はあります。

 

 

 

〇弊社へのご依頼について


・「何のコーティングが適切か分かりません、相談できますか?」
⇒ご使用条件(温度など)やお困りごとの詳細をヒアリングさせていただきます。
 最適な仕様をご提案します。

 

 

・「食品衛生法の適合書は開示可能ですか?」
⇒各種適合書については対応致しますので、お申し付けください。

 

 

・「塗料SDSは開示可能ですか?」
⇒塗料状態でのSDSですので揮発成分も記載されていますが、対応可能です。

 

 

・「どのような品質検査が可能ですか?」
⇒膜厚測定、外観目視検査など基準値はご相談させていただきます。

 

 

 

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