PFAコーティング

PFAコーティング

PFAコーティング|半導体・耐薬品用途に適したフッ素樹脂コーティング

 

◆PFAコーティングとは?

PFAコーティングとは、フッ素樹脂の一種であるPFAを金属などの表面に被覆する表面処理です。

優れた耐薬品性を持ち、酸やアルカリなどの薬品にさらされる部品の腐食対策に適しています。

また、非粘着性にも優れているため、薬品や異物が付着しにくく、洗浄性の向上にもつながります。

さらに、PFAは熱溶融粘度が低く、加熱によって流動する性質(溶融流動性)を持ちます。

つまり複雑な形状や比較的厚い膜厚のコーティングにも対応しやすいことが特徴です。

そのような特徴からピンホールの少ない連続被膜を得る事が可能です。

半導体製造装置をはじめ、化学、医薬、食品など、耐薬品性が求められる設備・部品に活用されています。

 

◆PFAコーティングとPTFEコーティングの違いは?

PFAとPTFEはどちらも代表的なフッ素樹脂です。

但し、コーティング材料としての性質には様々な違いがあります。

PTFEは非常に優れた非粘着性や低摩擦性を持つ一方、熱溶融粘度が高くピンホールが生じます。

一方、PFAは溶融流動性を持つため、複雑な形状やピンホールの少ない厚膜コーティングに対応しやすいことが特徴です。

必要なコーティング性能、部品の形状、温度、必要な膜厚などを確認し、PFAとPTFEを適切に選定することが重要です。

 

◆半導体関連でPFAコーティングが選定される理由とは?

半導体製造では、強酸・強アルカリなどの薬液を使用する工程が多く、装置部品には高い耐薬品性が求められます。

PFAは酸やアルカリなどの腐食性薬品に対して優れた耐性を持つため、薬液に接触する金属部品の表面保護に適しています。

半導体製造においては金属イオンの溶出防止も重要な要素となります。

高性能化・小型化が進む半導体は、金属部品から溶出する微量の金属イオンがウェハの品質に影響を及ぼします。

また、フッ素樹脂特有の非粘着性により、薬品や異物が付着しにくく、洗浄性の向上にもつながります。

半導体関連では、使用薬品の種類や濃度、温度、接触時間などを確認したうえで、必要なコーティング仕様を決定します。

 

PFAコーティングされたチャックアーム

◆半導体関連でのPFAコーティング適用事例

PFAコーティングは、半導体製造装置の耐薬品性コーティングとして幅広く活用されています。

例えば、洗浄工程では薬液タンク、配管、洗浄治具、部品洗浄用カゴなどが適用例と言えます。

また搬送工程ではチャックアームなどのロボットハンド部品などが代表的な事例です。

部品によってはマスキングが必要となる事もございますが、弊社の豊富な経験に基づいた対応が可能です。

奈良・近畿・関西でPFAコーティングを検討する際は、使用条件と対象部品を確認したうえでご相談ください。

 

 

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